2016年05月05日

田植えのあと

昨日5月4日、緑と風の農園では田植えイベントを行いました。



参加された皆様におかれましては、楽しんでいただけましたでしょうか。
かく言う私は体中バッキバキで、今朝も泊りの皆様のお見送りもせず、ひとり爆睡しておりました。。。

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さて、そんな私の朝ごはん兼昼ごはん兼夕ごはんです。

左下は今朝、私が皆様にご提供するはずだったピザトーストです。
麻生のベーカリーイズイズ様の食パンに、当農園の「トマト塩麹スパイシー」を塗り、チーズを載せて、地元行方のタマネギ、ピーマン、パプリカに自家製のベーコンをスライスしてトッピング、トースターで焼き上げる・・・予定でした。
朝、ちゃんと起きられていれば・・・

中央の皿は昨日のBBQの残りです。
実はこちらも隠れた逸品で、私の母方の叔母が荻窪でTANUKIという居酒屋を営んでいるのですが、その飲食店仲間の方が修行時代の秘伝レシピを使用して漬け込んでくれたものでした。
様々な肉の部位や野菜を同時に漬け込んで、あっさりした中に複雑味と奥深さがあり、たまらない味です。
昨日のBBQではスペアリブを一本とあとはかぼちゃくらいしか食べる余裕がなかった私には、一層たまらないです。

右の汁物はイベントで振る舞ったお雑煮の残りです。
イベントではこれに当農園で栽培したもち米を使用したお餅を焼いて入れました。

昨日の肉や野菜がまだちょこちょこ残っているので、しばらくはご馳走の日々が続きそうです。


(長男)
posted by 緑風便り at 16:01| Comment(0) | 料理

2016年04月26日

トマトとバジルのパスタ

本日はソース造りの日でした。
父は午前中からせっせとトマトを大鍋で煮込み、午後から母と下の妹が合流して、調味と瓶詰めを行います。
味の管理は母の舌をもって行われます。重要な工程です。

私?
私はほら、いつもの家政婦業というか、裏方仕事というか、ご飯作ったり、洗濯物干したり、charlie coffeeさんで珈琲豆買ったりですよ。ふーいそがしいいそがしい。

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今回ソースに使用したトマトは「レイヨー」という品種です。
昨年収穫したトマトの在庫はとうに使い尽くしてしまっているので、信頼できるほかの農家さんから買い付けています。

「レイヨー」の食味は、昔懐かしい日本のトマト、という感じでしょうか。
汁気があって、実も厚く、夏の昼下がりに生で食べたい味です。
ソースにすると、あまり個性の強くない、さっぱりした味になります。
広く料理の下味・出汁として使うのに最適かもしれません。

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さて、当然ですが、ソースを作る際にはトマトを選り分けます。
痛みが強いものはどんどん弾いていくわけです。
Q:あまったトマトはどうなっちゃうの?
A:スタッフが美味しくいただくんです

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材料はシンプルにトマト、にんにく、バジル、塩、オリーブオイル、そしてパスタです。

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トマトの原産はアンデス山脈と言われています。
ジャガイモと似たような経緯でヨーロッパに根付いたわけです。
当然、パスタの長〜い歴史からすれば新参者もいいところで、
「パスタと言えばトマトだと思うなよ日本人!」
と一部のイタリア人は激おこだそうですが、まァ美味しいからしょうがない。

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トマトを炒めながら軽く潰して、茹でたパスタと和えるだけ。
生バジルがあれば最高なんですが、寒いとすぐに枯れてしまうので、この時期は乾燥もので我慢です。
仕上げには必ずオリーブオイルを振ります。
これをしないパスタはショートケーキに生クリームを塗り忘れるようなものです。

生のトマトならではの、香り高い味わいです。


(長男)
posted by 緑風便り at 22:04| Comment(0) | 料理

2016年04月23日

塩麹漬け鶏むね肉の蒸し焼きトマト塩麹スパイシーソースがけ菜の花炒め添えとその他

行方市は北浦湖畔に居を移して、早四ヶ月余り。
おさんどん父の仕事の手伝いにも慣れて、日夜、行方由来のレシピ開発に励んでいる長男です。

というわけで、今晩の献立は、

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塩麹漬け鶏むね肉の蒸し焼き
 トマト塩麹スパイシーソースがけ
  菜の花炒め添え
かぶら漬け
なめこと豆腐の味噌汁
白飯(コシヒカリ)

ちなみに、この中で地元産でないものはなんだと思いますか?

鶏むね肉と豆腐、あとは酒、みりん、砂糖、塩などの調味料です。
他の材料は全て地元のものを使用しています。
なにせ直売所で買えば他県の流通品をスーパーで買うより2〜4倍おトク!
ひゅー、さすが農産地!

ひるがえって言えば、加工品は地元の方が割高です。
豆腐なんて最大幅で百円くらい違います。
設備費や人件費などのコストが直接、値段に響くのでしょう。
なにせうちのトマト塩糀も・・・ゲフンゲフン

ちなみに味噌は、ちょっとお高い他県のものを買うよりは安かったりします。
このあたりの対比は面白いですね。
豆腐と味噌、どちらが今なお家庭で多く作られているかを考えると、納得です。

精肉に関しては今のところ地元産のものをあまり見かけません。
直売場によってはちょろーんと小さな冷蔵庫に入っているのを見かけますが、割高で鮮度も危ういためスルーしがちです。
今後の掘り出し物に期待です。


(長男)
posted by 緑風便り at 23:36| Comment(0) | 料理